25. 初診時年齢5歳8か月 女児 只今経過観察中
- すきっぱ(空隙)
- 受け口(下顎前突)
2015年11月(5歳10ヶ月)
逆に咬んでいるので矯正スタートしました。
上の前歯2本は、乳歯も永久歯も先天欠如しています。
また、左上の前歯は癒合歯です。
6歳臼歯がまだ生えていないのでムーシールドを使っていきます。
2016年11月(6歳10ヶ月)
ムーシールドを使い始めて1年です。
咬み合わせがだいぶ上がってきました。
下の歯は、奥から前歯に向かって平になってきました。
2017年2月(7歳0か月)
上の前歯も生え始めました。
上の2番目の前歯は先天欠如しているので、
どうしても逆に咬んでいく方向です。
まだブラケットが着けられないので
もう少し生えてくるまでムーシールドを使います。
2017年7月(7歳5ヶ月)
ムーシールドからブラケットに切り替えて、前歯を直接動かしていきます。
2017年12月(7歳10ヶ月)
前歯乗り越えました。
真ん中の隙間を閉じていきます。
2018年3月(8歳1ヶ月)
真ん中の隙間が閉じました。
また上の6歳臼歯もしっかり生えてきました。
今のところ、上の歯はしっかり前に出ていますが
また逆になってしまう可能性もあるので
上あごのコントロールもしていきます。
2019年1月(8歳11ヶ月)
上顎のコントロールをしています。
だいぶしっかり出てきたので
そろそろブラケットを外して行けそうです。
2019年4月(9歳2ヶ月)
上下の顎のバランス良くなったので、ブラケットを外しました。
これからリテーナーを使って、前歯を安定させていきます。
2020年6月(10歳4ヶ月)
生え変わりを待っています。
上の隙間が気になりますが、まだ治療を始めるには早すぎるので
このまま永久歯が全て生え揃うまで経過観察していきます。
2020年12月(10歳10ヶ月)
経過を診ています。
ギリギリなんとか先と先です。
上の歯の2番目の歯がもともと無いため中に入りやすいです。
もう少し様子を診ます。
2021年10月(11歳8ヶ月)
再度逆になってしまったので、また装置を付ける準備をしました。
また一緒に頑張りましょう!
2021年11月(11歳9ヶ月)
以前使っていたフェイシャルマスクを再度使っています。
頑張って使っていますが
上あごの成長が終わりかけているので
若干、装置の効果が出にくくなっています。
2021年12月(11歳10ヶ月)
頑張っていますが、やはり効果が出にくいようです。
あと1ヶ月頑張って使い、
次回から下あごのコントロールを始めます。
2022年1月(11歳11ヶ月)
下の前歯を中に入れるため、ブラケットを装着しました。
今回からフェイシャルマスクはお休みです。
2022年2月(12歳0ヶ月)
ワイヤーが堅くなりました。
今回から取り外しのゴムを使い
下の前歯を中に入れていきます。
2022年3月(12歳1ヶ月)
ゴムを頑張っています。
効果はじわじわと出ています。
2022年4月(12歳2ヶ月)
少しずつ下の前歯は中に入ってきました。
引き続き頑張っていきます。
2022年5月(12歳3ヶ月)
下の歯の隙間が閉じるまでゴムを使っていきます。
2022年6月(12歳4ヶ月)
下の歯の隙間もあと少しです。
ワイヤーを細いものに変えて動かしていきます。
2022年7月(12歳5ヶ月)
下の歯の隙間は無くなり上の歯より中に入りました。
一旦、ゴムかけを休止して様子を診ます。
2022年9月(12歳7ヶ月)
前回からゴムかけを休止しています。
今のところ安定していますが
また下顎が前に出てくる可能性があるため
装置を付けたまま経過を診ていきます。
2022年11月(12歳9ヶ月)
状態安定しているので
ブラケットを外して経過を診ます。
2023年5月(13歳3ヶ月)
生え変わりと成長の様子を診ています。
2023年11月(13歳9ヶ月)
上の12歳臼歯も生えてきました。
引き続き、経過を診ます。
主訴 | 反対咬合 |
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診断名 | 前歯部反対咬合を伴う下顎前突 |
初診時年齢・性別 | 5歳8ヶ月・女児 |
治療期間 | 5年10ヶ月 |
治療方法・治療内容 | ムーシールド、2×4(上下)、フェイシャルマスク・上下顎骨のコントロール |
費用 | 検査診断料¥32,400、矯正基本料¥270,000、調整料¥214,500、経過観察料¥6,600 (税込) |
デメリット・注意点 | 生え変わりがゆっくりなので期間が長くなる、上の歯が2本足りないので、咬み合わせが安定しにくい・硬い物や大きい物など食事への配慮 |