受け口とは
反対咬合、下顎前突と呼ばれます。前歯の咬み合わせが逆になってしまっている状態です。
反対咬合とは
下の歯が上の歯より前で咬んでしまっている状態です。1本の場合もありますし、全体が逆になっていることもあります。
原因としては上下の歯の大きさの違いや生え変わりの時に向きが悪く正常に生えてこれなかったり、頬杖をつく癖があったり、舌の悪い動きなどが考えられます。
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治療前
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治療後
- 年齢:17歳3ヶ月
- 期間:21ヶ月(ブラケットセットからオフまで)
- 費用:約90万
放置すると…
咬む時に、小さな下の歯が、大きな上の歯に後ろからたたかれてしまうと下の歯の歯肉が退縮してしまい知覚過敏がおこりやすくなったり、歯の寿命も短くなります。
成長期ですと下あごの成長を促してしまうので、更にひどくなることがあります。
適した矯正治療法
全ての歯にブラケットを装着して動かします。場合によっては抜歯が必要になることもあります。
アンカースクリュー(矯正用インプラント)を使用することもあります。
治療を開始する最適な時期
早期発見、早期治療。歯肉退縮が起こる前に。
下顎前突とは
下あごが上あごより前に出てしまっている状態です。基本的に奥歯からずれています。
原因としては上あごの劣成長や下あごの過成長が考えられます。遺伝も大きく関わります。
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治療前
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治療後
- 年齢:27歳5ヶ月
- 期間:25ヶ月(ブラケットセットからオフまで)
- 費用:約90万
放置すると…
下の前歯の歯肉が退縮し知覚過敏を起こします。あご自体にずれがあるので、将来歯が抜けて入れ歯になった時に入れ歯が安定しにくく、食事を美味しく頂くことが難しくなります。
適した矯正治療法
上下のあごのずれが大きい場合は手術が必要になります。骨を切って上下の咬み合わせを作ります。
全ての歯にブラケットを装着して動かします。場合によっては抜歯が必要になることもあります。
アンカースクリュー(矯正用インプラント)を使用することもあります。
治療を開始する最適な時期
手術が必要な場合は成長が終わってから始めます。成長が終わっていれば出来る限り早期治療をおすすめ致します。