何歳から始めたらいい?
- スマイルコラム
多くの方が、気になる事だと思います。
歯並びの事だけを考えてお答えしますと、
下あごが逆に咬んでいる場合は、3歳から治療が可能です。
そうでない場合は、6歳臼歯が生え揃ったら
1度、矯正医に診てもらいましょう。
その時点で、あごにズレ(出っ歯や受け口、開咬、過蓋咬合)がある場合や
歯の生えている方向が悪ければ治療が必要になります。
歯並びは、高い確率で良い方向へいく事はございません。
混合歯列期に行う治療は、主に上下の顎のバランスを整える事が目的です。
あごのバランスが整ったら、一端治療は終了します。
これは、いわゆる1段階目の治療です。
その後、全てが永久歯に生え変わるまで成長を見守ります。
12歳臼歯が生え、全ての永久歯への生え変わりが完了し
成長が落ち着いた時点で、しっかり咬んでいなければ
次の段階の治療へ進みます。これは、いわゆる2段階目の治療になります。
この治療は平均して13~14歳頃になります。
永久歯列期に行う治療は、1本1本の歯を、しっかり咬ませる事が目的です。
この流れが最もお勧めの時期になります。
1段階目の治療は、成長中でないとできない治療になりますので
期間限定ですが、2段階目の治療は歯周病でなければ、何歳でも可能です。
ただ、矯正治療は本人のやる気が重要ですので、適齢期でも治したいという
気持ちが無ければ、あまりお勧めできません。
つまり、2段階目の適齢期はご自分が歯並びを気にされたとき
ということになります。