歯並びや顎に影響する癖や姿勢について
- スマイルコラム
歯並びの状態は、遺伝がかなり影響します。
遺伝性のものは、先天性です。
しかし、日頃の癖や姿勢で歯並びが悪くなったり
顎が痛くなることもございます。これらは後天性です。
いくつか例を挙げていきます。
①お子様の指しゃぶり。
3歳頃までは多く見られますが、少なくとも5歳までにはやめさせないと
出っ歯や開咬になってしまします。
②ベロを出す癖
開咬になります。前歯で物を咬むことが出来ないばかりか
正しい発音も出来ません。
③頬杖
学生さんが、授業中に良くするのではないでしょうか?
顎が成長中だと歯並びに影響します。写真の方は左で良く頬杖をついています。
成長が終わっている方が、頬杖を長時間すると
顎が痛くなり、口が開かない等の顎関節症状が出てきます。
④足を組んだまま、もしくは横を向いて食事
足を組むと骨盤が歪み、背骨が曲がり、首も曲がった状態になります。
首が曲がると下あごも歪みます。その状態を続けると
顎関節症につながることがございます。
また、横を向いて食事とは、家族で食卓を囲み
右か左にテレビがある状態です。
毎日の行動なので顎が痛くなることもございます。
⑤うつぶせ寝や横向き寝
うつぶせ寝は、歯並びに直接影響します。早めに治しましょう。
また常に同じ方向で横向き寝をすると顎が歪みます。
無意識なので難しいですが、左右均等に寝返りを打てるようにしましょう。
これらの習慣も顎関節症につながります。
生活習慣とは、無意識に常に行われる行動なので
歯並びだけではなく、体にもかなり影響してきます。
意識するのと、しないのとでは大差です。
日頃の行動をよく考えてみましょう。