歯磨きの方法、ご存知ですか?
- スマイルコラム
歯磨きの方法を教えてもらったことはありますか?
まず、一番大事なのは歯ブラシの持ち方です。
多くの方がグーで握っていますが、それでは力が入りすぎてしまい
歯ぐきを傷つけてしまいます。
歯ブラシは鉛筆を持つように握りましょう。
歯磨きの方法は、少なくとも9種類ございます。
それぞれの適応と効果を簡単に紹介致します。
①水平法
適応:咬む面に良い、幼児に
効果:プラーク除去
方法:毛先を歯に当て水平にこする
②垂直法
適応:歯の表面の清掃
効果:プラーク除去、歯間部清掃
方法:毛先を歯に当て上下にこする
③チャーターズ法
適応:歯の隙間が大きい場合
効果:プラーク除去、歯肉マッサージ
方法:歯の先端から歯肉側へと移動
毛先が歯の間に入ったら圧迫、振動後回転
④スティルマン法
適応:歯周病
効果:歯肉マッサージ、歯間部清掃
方法:毛先を歯肉側に向け
歯肉と45°に当て圧迫振動
⑤ローリング法
適応:歯周病予防
効果:プラーク除去、歯間部清掃
方法:毛先を歯肉側に向け歯の先端へ回転させる
⑥フォーンズ法
適応:幼児やハンディキャップのある方
効果:プラーク除去、歯肉マッサージ、歯間部清掃
方法:毛先で円を描くように
⑦改良スティルマン法
適応:歯周病
効果:歯肉マッサージ
方法:歯間圧迫後に歯の先端側へ回転
⑧バス法
適応:歯と歯肉の境目に効果的
効果:プラーク除去、歯肉マッサージ、歯間部清掃
方法:歯と歯肉の境目に45°に当て小刻みに圧迫振動
⑨スクラッビング法
適応:咬む面や表面の清掃
効果:プラーク除去、歯間部清掃
方法:小刻みな横磨き
などがあります。
また、矯正治療中は別の方法も組み合わせて行っていきます。
しっかり磨けると、とても気持ちが良いですよね!