キシリトールってすごい!Vol.②
- ご存知ですか?
- スタッフブログ
前回は主にキシリトールってどんなものかを書かせていただきました。
今回は‘‘キシリトールって具体的にどんな働きをするの?’’ということを
書いていこうと思います(^^♪
まず、キシリトールのすごさは
「ミュータンス菌をコントロールできる唯一の甘味料」
だということ。
ただの甘味料じゃなくて、菌をコントロールできるんです。
★すごさ①★ミュータンス菌が減る!!
歯の表面についている「プラーク(歯垢)」。
ミュータンス菌の住み家ですよね。
キシリトールを食べるのを続けていくと、プラークの中の
ミュータンス菌がどんどん減っていくのです!
キシリトールを食べていない人と比べると、
1年後で2.5倍、2年後で4倍の差がつくことになります。
★すごさ②★ミュータンス菌の質を変える!!
ミュータンス菌の仲間には、虫歯を作りやすい悪い菌と、
虫歯を作りにくい善い菌がいます。
キシリトールは悪いほうの菌を弱らせてくれる力が
あるんです!(^^)!
★すごさ③★ミュータンス菌がプラークを作れない!!
普段、ミュータンス菌が生活している「プラーク」。
このプラークがあると、他の悪い菌も歯につきやすくなるし、
歯を溶かしていってしまいます。でも、キシリトールをうまく使えば
プラークをショ糖(砂糖)の半分以下に抑えられるんです!(^^)!
① ②
③ ④
★すごさ④★ミュータンス菌が酸を作れない!!
虫歯ができる最初のステップは、歯が「酸」で溶かされること。
ミュータンス菌は、糖分から酸を作り出して、歯を溶かしていきます。
でも、ミュータンス菌がいくら頑張っても、
キシリトールからは酸が作れない!!
少ししか作れない・・・のではなく、全く作れない。
ここがポイントですね(*^^*)
美味しいだけじゃなくて、こんなにすごい力があるなんて・・・
でも、これだけで満足してはいけません。
すごさ①~④のおかげで、すごさ⑤の完成です。
★すごさ⑤★虫歯になりにくくなる!!
ミュータンス菌は虫歯のきっかけを作る菌。
その菌が減り、質が変わって、プラークと酸が作れなくなると・・・
虫歯になりにくくなる!!
キシリトールを食べていなかった人達と比べると
なりやすさは4割以下。ホントにすごいですね!(^^)!
次回は、続いてキシリトールの選び方などご紹介させて頂きます(^^♪
歯科助手 唐澤梨絵