健康長寿の秘訣は口内にあった!!
- ご存知ですか?
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口の中には約30億もの細菌があるともいわれています。
その数は、肛門よりも多いのだとか。
口内の細菌が増えると、歯周病の原因になります。
そして歯周病の怖さは歯の健康を脅かすことだけではありません。
歯周病患者は血糖値が高くなるため、
様々な疾病を引き起こす可能性があります。
例えば、糖尿病、心臓病、脳梗塞など・・・。
妊娠中の女性の場合は、低体重児出産になるケースもあるそうです。
「私は毎日歯磨きをしているから大丈夫」と思ったあなたも要注意(゜o゜)!!
日本人の成人の約80%が歯周病だというデータもあります。
少しさぼっただけで、すぐに歯周病予備軍になると考えておいた方が
良いかもしれません。恐いですね(+_+)
★医療・介護の現場でも注目されているオーラルケア★
以前は体の健康と比べて要介護のお年寄りの「お口の健康」が
見過ごされがちでしたが、オーラルケアが生命維持に直結する、
つまり寿命を左右することがわかってきました。
抵抗力が弱まっているお年寄りがオーラルケアを怠ると、
増えた細菌によって通常ではほとんど病気を起こさないような
病原体で発症する日和見感染症にかかりやすくなります。
?日和見感染症とは?
健康時には問題とならない、
人間の体内(口、鼻、腸管、膣内など)や
皮膚の表面に付着したり生息している
微生物(弱毒菌、平素無害菌)が、
なんらかの原因による免疫力(感染抵抗力)低下に
乗じて病原性を発揮し、感染するもの。
他にも、感染症心内膜炎、敗血症、虚血性心疾患、誤嚥性肺炎などの
大病にかかる可能性があり、非常に危険です。
また、細菌の増加を抑えること以外にも、
オーラルケアには大きな役割があります。
それは、認知症の予防です。
口内が汚いと食欲の低下を招き、咀嚼力が弱まり、
認知症の進行を招きます。それは裏を返せば、
オーラルケアが健康に長生きする秘訣であるということです。
「なんだ、お年寄りの話か・・・」と思ったあなたも油断は禁物です!!
次回、予防歯科について書かせていただきます。
ぜひチェックしてくださいね!(^^)!
歯科助手 唐澤梨絵