歯石、ついてませんか??
- ご存知ですか?
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毎日しっかり歯磨きしているのに
気が付くとついている歯石。
1度ついてしまうと自分では落とせません。
(👻自分で落とす道具がインターネットなどで売られていますが
歯や歯ぐきを傷つけたりばい菌が入ることもありますので
あまりお勧め出来ません👻)
定期的に歯科医院で落とすことが必要です。
歯石がつくこと自体デメリットばかりではありません。
でも、そもそも歯石ってなんでつくの?
なぜ放置すると良くないの?
ということで歯石ができる仕組みをご紹介します!
〇歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)〇
いわゆる普通の歯石です。
一般的に皆さんが認識している歯石はこちらです。
歯垢(プラーク)と唾液が結び付き(石灰化といいます)石のように固まります。
これが溜まって歯石になります。
個人差はありますが、歯垢が残ったままの状態が2~3日続くと
石灰化し始めます。
〇歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)〇
例えば歯周病などで歯ぐきが炎症を起こし、出血した血液の
成分と細菌が結合したもの。褐色や黒っぽい色をしているのが
特徴です。
歯ぐきの下にこびりつくので除去が難しくなります。
歯石にも種類があるんですね!
でも、ただ歯垢が固まっただけでしょ?と侮ってはいけません。
歯垢を作っている90%以上が虫歯菌や歯周病菌といった
細菌です。つまり、細菌の塊がお口の中に常にあると
いうことになります!
更に、歯石は表面がザラザラしているので汚れがとても
溜まりやすいです。そこにまた新たな歯石が出来てどんどん
大きくなったり、虫歯、歯周病になりやすくなったりします。
それに、沢山つくと歯科医院に行っても簡単に落とせなくなります。
痛いのは嫌ですよね😔
歯肉縁下歯石なんて、もっと大変です。
歯ぐきを切開しないといけないことも・・・😖
とにかく、色々なリスクを減らすためには日頃のケアが
大切なのです。
念入りな歯磨き、フロス、歯間ブラシ。
極論、歯垢が残ってなければいいのですから😳
ただ冒頭でも書かせて頂いた通り、それでも歯石がついちゃう
事もあります!!
毎日完璧に歯垢を落としきるのは本当に難しいです。
そこでやはり、歯科医院でのクリーニングが必要になるんですね。
歯石の仕組みを知ると、それが常にお口の中にある事が
怖くなりませんか??
お近くの歯科医院に定期健診に行きましょう。
歯科助手 唐澤梨絵