甘いものは虫歯になる?(人工甘味料編)
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前回はオリゴ糖について調べましたが、今回は身近になった
人工甘味料についてです!
最近はいたるところで見かけるようになりました。
特に、お菓子やカロリーオフの飲み物などは
ほとんど入っているのではないかと思うほどです。
体に対する影響も気になりますが、歯に対する影響はどうなのか・・?
結論から言うと
カロリーの少ない人工甘味料は虫歯になりにくい!
ということです。代表的なもので言うと
アスパルテーム・・1g:4Kcal 砂糖の200倍の甘さ
アセスルファムK(カリウム)・・0Kcal 砂糖の200倍の甘さ
スクラロース・・0Kcal 砂糖の600倍の甘さ
★アスパルテームは、こう見るとカロリーがそこそこあるように見えますが
砂糖の200倍の甘さがあるので、わずか250mg(1Kcal)分のアスパルテームで
砂糖50g(200Kcal)と同じレベルの甘さが感じられます(◎_◎;)
これらの人工甘味料は、お口の中の細菌が酸を作り出すことができないので
虫歯の原因になりません。
ただ、ショ糖やブドウ糖などと、混ぜて使われていることが多いので
その場合は虫歯に対するリスクは減りません。
細菌が酸を作り出し、虫歯の原因となる甘味料は
果糖(フルクトース)、ブドウ糖(グルコース)、ショ糖(スクロース)です。
でも、これらの糖分は人間がエネルギーを作り出すのにかかせない
ものたちです。
一方人工甘味料は、ダイエットに使えたり
虫歯にはなりにくいですが色々な事がまだ未知数。
どちらも摂りすぎることなく、うまくお付き合いできるのがいいですね(*^^*)
歯科助手 唐澤梨絵