赤ちゃんのお口の事
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先日友人の家に遊びに行き、
1歳になったばかりの赤ちゃんに会ってきました。
まだ何をするかわからないので、
お母さんも色々気を遣って大変そうでした。
中でも、赤ちゃんの離乳食関係が特に大変そうで
作るお鍋、洗うスポンジ、食器、まな板など
完全に大人のものと分けていました。
もちろん、虫歯菌を移さないためだそうです。
本人も、疲れるよ~と嘆いていました”(-“”-)”
確かに、食器の共有や口移しなどは
虫歯菌を感染させてしまうリスクになりますが
何もかも分けていたので、
そこまで徹底しないとダメかな?意外ともう少し
手を抜いても大丈夫なんじゃ・・・(笑)と思い、
少し調べてみました。
結論から言うと、そこまでしなくて大丈夫のようです!
虫歯菌自体そこまで感染力は強くないということと、
結局色々徹底しても、他に感染経路がたくさんあるので
(遊んでいる時にお友達のおもちゃを舐めるなど)
なかなか防ぎきれないということ。
それより周りの大人たち自身の口腔ケアと、
子供の食事管理、仕上げ磨きの方が重要です。
以前にも書きましたが、愛情表現のキスなどは
1歳の時点では避けた方が良さそうですが(^-^;
両親よりも、おじいちゃんとおばあちゃんに
気を付けた方がいいなんて
悲しい話もあります(+_+)
必要なのは、虫歯菌が入らないように
「最低限」気を付けることと
どうしても100%は防げない虫歯菌の侵入に
どうやって対処するかなのです!
更に、周りの大人たちがしっかり口腔ケアをすることにより
赤ちゃんが感染するリスクを減らすことも大事!
★甘いものを与えすぎない(ジュース、お菓子など)
★仕上げ磨きをきちんとしてあげる
★自分たちの口腔ケアを見直す
※虫歯がある場合はきちんと治しに行き、
キシリトールなども利用して虫歯菌の数を減らすなど
両親が歯について関心が高かったり、
正しい知識を持っていると
自然と子供もそれを引き継いでいきます。
子育てって本当に大変ですが、
上手に力を抜いて、必要なことはきちんとして、
いずれ自主的に自分の歯を守れるように
教えてあげられたらいいですね。
それにしても、お母さんて尊敬します!
歯科助手 唐澤梨絵