歯周病、若くても油断できません
- ご存知ですか?
- スタッフブログ
新元号、『令和』に決まりましたね。
連日そういった類のニュースが流れる中、歯周病に関する特集を
組んでいたニュースを見ました。
おお!素晴らしい!となんだか朝から感動しちゃいました。笑
日本人の88%は歯周病(歯肉炎含む)、しかも20代からかなりの
高確率で罹患しているとのこと・・。
スウェーデンの21%に比べると、恐ろしすぎる結果です。
歯周病になると、その菌が脳に悪影響を及ぼします。
アルツハイマー型認知症を引き起こす原因になるという
研究結果が出ているとのこと。
難しい話になるので、簡単に説明すると
歯周病の菌が作り出す物質が脳に蓄積され、それがアルツハイマーを
引き起こしたり、悪化させたりするのだそうです。
お年寄りやガン患者の死因にもなる「誤嚥性肺炎」も
お口の中の菌が原因です。
その菌が肺に入り込み、肺炎を起こすのです。
お年寄りや病気の方は抵抗力も下がるし
むせても、うまく吐き出せない場合があります。
20代の頃からきちんと口腔ケアをしておかないと
そういった事態に陥る確率がどんどん上がります。
ある日突然、パッと特効薬で治せる、というものでもありません。
その番組で解説をしていらした専門家の方が
人間は口から老いて、口で逝く
と言ってらしたのが印象的でした。
まさにその通りだな、と・・”(-“”-)”
これらのリスクを回避するには、若い時からの『意識』が大切なのです。
日本人は、歯に対する関心が先進国の中でもかなり低いです。
痛くなったら歯医者に行く、という方も多いのでは?
しかしこれでは、虫歯も酷くなってからの状態ですし
歯周病は初期の自覚症状があまりないため、手遅れになる事が多いです。
ただ、これらの話・・
なかなか重要性が伝わらないんですよね(;O;)
今、体に痛みもなく、健康で日常生活に問題が無いと
将来認知症になるかも、なんてなかなかリアルに考えられない。
なのでこういったニュースをたくさん流して
もっと国民全体が考える機会が増えたらいいな、と思います。
しばらく歯医者に行ってないな・・
最近歯磨きしてると血が出るんだよな・・など
心当たりのある方は是非!!!お近くの歯科医院に相談に行きましょう!!!
歯科助手 唐澤梨絵