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受け口って自然に治るの?

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これは私が知り合いの男性から聞かれた事です。

息子さんが今5歳で、受け口なのだそう。

お口の中を見せてもらったら、しっかり逆に咬んでいました。

 

私も受け口だったので

「なかなか自然には治らないよ、大人になってからだと治療が

難しくなる場合があるから早めに受診した方がいいよ」

と伝えました。すると

『この子の母親は永久歯に生え変わる時に治ったんだよ』と。

 

 

後日奥様(その子のお母さん)にお会いした時見せてもらうと

確かにパッと見、治っているように見える???

話を聞くと、前歯の生え変わりの時自然と上の歯が下の歯に

かぶさったということ。気になる・・・

なのでちょっと失礼かと思いましたがじっくり見させて頂きました(^-^;

 

 

前歯数本はきちんと上の歯が前に出ていました・・・が!

他は所々逆に咬んでおり、やはり完全に治ったとは言えない様子。

横顔はやっぱり少し下顎が出ている。

しかもちょっとガタガタ。

(こんな書き方するとすごい悪口みたいになりますけど、きちんと

奥様と話して本人も自覚しておりましたのでこうして書いております!

どうかご安心ください(◎_◎;)!!!)

 

やっぱり自然にしっかり治るということは難しいんだね・・・という

話になりました。そして奥様も実は少し噛みにくいらしく、親子で

歯並び治療をお勧めしちゃいました(*^^*)

 

 

子供のうちに顎のバランスを整える治療をしておくと、大人になって1から

始めるよりも治療が簡単になる確率が高いです。

もちろん個人差はありますが受け口の場合、下あごの成長が旺盛になるので

通常の咬み合わせに比べて上あごに抑えられていない分下あごが自由に

成長してしまいます。

放置すると成長が終わった大人の段階では重症化している事もあります。

最悪、手術を検討しなければならない場合も”(-“”-)”

 

そうならないためにも、気になったり気付いた時には早めの受診が

大切なんですね。

 

小さい頃に治療を始める場合ムーシールドという装置を使います。

寝ている間に使うもので、お子さんの負担は少ないです。

⇒症例紹介4歳9ヶ月女児

 

その他、年齢やお口の中の状態によって治療法も変わりますので

一概にここで書ききることはできません。

 

ですので、もし不安や疑問がありましたら、矯正歯科医に相談に行きましょう。

 

歯科助手 唐澤梨絵

 

 

 

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